給与計算.jpトップ > 「給与計算」関連の注目ニュース > 中小企業の「賃上げ事情」調査
このエントリーをはてなブックマークに追加
「給与計算」の注目ニュース

中小企業の「賃上げ事情」調査

[2024.06.17]

賃上げ実施率、正社員は66%、アルバイト・パートは51%。
ベアにまつわる悩み、第1位は「同業他社の賃上げによる採用難度の上昇」。


エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する採用支援サービス『engage』上で、従業員数299名以下の企業を対象に「賃上げ」についてアンケートを実施し、291社から回答を得ました。以下、結果をご報告します。

<調査結果 概要>
★ 2023年4月以降の中小企業での賃上げ実施率、正社員は66%、アルバイト・パートは51%。
★ 賃上げした金額のボリュームゾーン、正社員は「5,000円~9,999円」、アルバイト・パートは「70円以上」。
★ ベースアップの理由、雇用形態を問わず「モチベーション向上」が第1位。悩みの第1位は「同業他社の賃上げによる採用難度の上昇」。

<調査結果 詳細>
1:2023年4月以降の中小企業での賃上げ実施率、正社員は66%、アルバイト・パートは51%。
「2023年4月以降、貴社では賃上げを行ないましたか?」と質問すると、正社員の賃上げを行なった企業は66%、アルバイト・パートの賃上げを行なった企業は51%でした。

2:賃上げした金額のボリュームゾーン、正社員は「5,000円~9,999円」、アルバイト・パートは「70円以上」。
「正社員の賃上げを行なった」と回答した企業に”月給”の上昇幅を伺うと、最も多いのは「5,000円~9,999円」(37%)でした。「アルバイト・パートの賃上げを行なった」と回答した企業に”時給”の上昇幅を伺うと、「70円以上」(35%)が最多でした。

3:ベースアップの理由、雇用形態を問わず「モチベーション向上」が第1位。悩みの第1位は「同業他社の賃上げによる採用難度の上昇」。
「正社員の賃上げを行なった」と回答した企業に、賃上げを実施した理由を伺うと、上位は「社員のモチベーション向上」(75%)、「人材の確保・採用」「物価上昇への対応」(同率39%)でした。
続けて「アルバイト・パートの賃上げを行なった」と回答した企業に、賃上げを実施した理由を伺うと、上位は「社員のモチベーション向上」(56%)、「人材の確保・採用」(41%)、「最低賃金を下回っていたため」(29%)でした。正社員、アルバイト・パートいずれも、第1位「社員のモチベーション向上」、第2位「人材の確保・採用」は共通していることが分かりました。
最後に、賃上げに関する悩みや課題を伺いました。上位は「同業他社の賃上げにより、採用難度が上昇」(32%)、「賃上げ対象外の社員のモチベーション低下」(29%)でした。


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『engage』を利用している企業
■有効回答数:291社
■調査期間:2024年4月23日~5月27日

 

本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(エン・ジャパン株式会社/ 6月6日発表・同社プレスリリースより転載)

給与計算のアウトソーシング先をお探しの企業様へ

『給与計算.jp』の掲載企業・サービスについて事務局のスタッフが、ご紹介・ご案内いたします。

  • 掲載企業に一括お問合せが可能です
  • 特定の企業に絞ってのお問合せもできます
  • 企業選定のご相談も承ります

まずは下記「お問合せ」ボタンをクリックし、ご連絡先、ご要望等を入力の上、事務局までお気軽にお問合せください。

お問合せ
「給与計算.jp」内の専門サイト
プライバシーマーク