平成29年11月分、現金給与総額の前年同月比は0.9％増・所定外労働時間は2.4％増・常用雇用は2.6％増～毎月勤労統計調査平成29年11月分結果速報（厚生労働省）
毎月勤労統計調査平成29年11月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1.賃金（一人平均）
(1)現金給与総額の前年同月比は、0.9％増となった。
うち所定内給与は0.4％増、所定外給与は2.6％増、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は0.6％増、特別に支払われた給与は7.5％増 となった。
(2)一般労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.7％増となった。
うち所定内給与は0.1％増、所定外給与は2.6％増、きまって支給する給与は0.3％増、特別に支払われた給与は6.9％増となった。
(3)パートタイム労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.2％増となった。
うち所定内給与は0.3％増、所定外給与は5.4％減、きまって支給する給与は前年同月と同水準となった。なお、時間当たり給与は1.5％増となった。
(4)実質賃金指数（現金給与総額）の前年同月比は、0.1％増となった。
なお、実質賃金指数（きまって支給する給与）は、前年同月比は、0.1％減となった。
（消費者物価指数（持家の帰属家賃を除く総合）の前年同月比は、0.7％上昇）
2.労働時間（一人平均）
(1) 総実労働時間の前年同月比は、0.4％増となった。
うち所定内労働時間は0.3％増、所定外労働時間は2.4％増となった。出勤日 数の前年同月差は、0.1日増となった。 また、製造業の所定外労働時間の前月比（季節調整済指数）は、0.2％増となった。
(2)一般労働者では、総実労働時間の前年同月比は、0.8％増となった。
うち所定内労働時間は0.4％増となった。
(3)パートタイム労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.3％減となった。
うち所定内労働時間は1.2％減となった。
3.雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、2.6％増、一般労働者では3.1％増、パートタイ ム労働者では1.7％増となった。
(2)パートタイム労働者比率の前年同月差は、0.27ポイント低下となった。
＜問い合わせ先＞
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
（担当・内線）企画調整係（7609, 7610）
（電話代表）03（5253）1111
（ダイヤルイン）03（3595）3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
（厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/／ 1月9日発表・報道発表より転載）
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