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「給与計算」の注目ニュース

一般労働者の賃金、前年同水準の304,000円。女性の賃金は過去最高の244,600円、男性335,200円。男女間賃金格差は過去最小の73.0~平成28年『賃金構造基本統計調査』(厚生労働省)

[2016.02.24]

厚生労働省では、このほど、平成28年「賃金構造基本統計調査」の結果を取りまとめましたので公表します。

「賃金構造基本統計調査」は、全国の主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別等に明らかにすることを目的として、毎年7月に実施しています。

今回公表する内容は、全国及び都道府県別の賃金について、調査客体として抽出された10人以上の常用労働者を雇用する民間の65,881事業所のうち、有効回答を得た49,783事業所について集計したものです。

 

<調査結果のポイント>

1.一般労働者 (短時間労働者以外の労働者 )の賃金 (月額 )(注1)
(1)男女計の賃金は 304,000円 (前年比 0.0% )(注2)、男性では 335,200円 (同 0.0% )(注2)、女性では244,600円 (同 1.1%増)となっている。女性の賃金は過去最高となっており、男女間賃金格差(男性=100)は過去最小の 73.0となっている。

(2)企業規模別にみると、男性は、大企業 (常用労働者 1,000人以上)384,800円(前年比 0.7%減)、中企業 (常用労働者 100~999人 ) 320,200円 (同 0.0% )(注2)、小企業 (常用労働者 10~99人 )290,900円(同 0.8%増)、女性は、大企業 268,700円(同 0.1%増)、中企業 242,300円(同 0.8%増)、小企業 219,100円(同 1.2%増)となっている。

(3)雇用形態別にみると、男女計では、正社員・正職員 321,700円(前年比 0.2%増)、正社員・正職員以外 211,800円(同 3.3%増)となっている。男女計の雇用形態間賃金格差(正社員・正職員=100)は 65.8(前年 63.9)となり、統計を取り始めた平成17年の調査以来過去最小となっている。

 

2.短時間労働者の賃金 (1時間当たり )(注1)
男女計 1,075円(前年比 1.5%増)、男性 1,134円(同 0.1%増)、女性 1,054円(同 2.1%増)となっており、いずれも過去最高となっている。

(注1)6月分として支払われた所定内給与額の平均値 (1は月額、2は時間額 )。
(注2)「前年比 0.0%」とは「対前年増減率 0.0%」のことをいう。詳細は、別添概況をご覧ください。

 

報道発表用資料 [153KB]
概況 [801KB]

 

<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付賃金福祉統計室
室長 井嶋 俊幸
室長補佐 山口 美春
賃金第一係
(電話代表) 03(5253)1111 (内線 7656、7634)
(直通電話) 03(3595)3147(FAX) 03(3502)2797

 

◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ /2月22日発表・報道発表より転載)

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