フィリピン 首都圏など7地域、最低賃金引き上げ検討
[2016.04.08]
マニラ首都圏を含む7地域で最低賃金の引き上げを検討する動きが出ている。バルドス労働雇用相が明らかにした。7日付スターなどが伝えた。
対象は、首都圏、コルディリエラ自治区(CAR)、イロコス、南部タガログB(ミマロパ)、西部ビサヤ、東部ビサヤ、北部ミンダナオの7地域で、現在は最低賃金を定める各地域の賃金生産性委員会(RTWPB)が既存の賃金命令(WO)や経済的な影響の評価作業を進めている。
フィリピンでは、各地域のRTWPBが年に1回最低賃金を引き上げる権限を持つ。今回の対象地域のうち、首都圏は日系企業も多く拠点を置いており、現在の最低賃金は1日当たり444~481ペソ(約1,056~1,144円)に設定されている。
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(The Daily NNA労務・人事・安全ニュース http://news.nna.jp/ /4月8日号より転載)