インド デリーの工員賃金381ドル=ジェトロ
日本貿易振興機構(ジェトロ)がこのほど発表した「第25回アジア・オセアニア主要都市・地域の投資関連コスト比較」(2014年度調査)で、首都デリーのワーカー(一般工職)の基本賃金(勤続3年の正社員)が月額381米ドル(約4万6,500円)だったことが分かった。
ムンバイ(西部マハラシュトラ州)は345米ドルだった。その他、バンガロール(南部カルナタカ州、ベンガルール)は247米ドル、チェンナイ(南部タミルナド州)は223米ドル、アーメダバード(西部グジャラート州)は非熟練工で181~497米ドル、熟練工で528~1,104米ドルだった。
非製造業スタッフ(一般職)はデリーが674米ドル。ムンバイが547米ドル、バンガロールが486米ドル、チェンナイが486米ドル、アーメダバードが284~868米ドルだった。
事務所の1平方メートル当たりの月額賃料は、デリーは22米ドルだった。ムンバイは16~55米ドル、バンガロールは11米ドル、チェンナイは10米ドル、アーメダバードは6~11米ドルだった。
店舗スペース・ショールームはデリーが102米ドルと他都市をはるかに上回った。ムンバイが16~55米ドル、バンガロールが32~53米ドル、チェンナイが22米ドル、アーメダバードが6~11米ドルだった。
調査は昨年12月から今年1月にかけて実施された。有効回答は4,767社だった。
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(The Daily NNA労務・人事・安全ニュース http://news.nna.jp/ /7月9日号より転載)