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「給与計算」の注目ニュース

ヘイズ・ジャパン、派遣・契約社員の採用企業はアジア全体で上昇傾向に
<ヘイズ「アジア給与ガイド」調査より>

[2015.03.16]

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)は、先日刊行した「ヘイズ アジア給与ガイド2015年版」調査結果から、派遣社員や契約社員の採用を定期的に行っている企業の数はアジア全体で昨年から若干増加していると発表しました。

 

「ヘイズ アジア給与ガイド2015年版」はアジア5ヵ国の2361社(総従業員数:400万人超)を対象に実施した調査結果をまとめたものです。最新の調査によると、全対象企業の26%が「派遣社員や契約社員を定期的に採用している」と回答し、その割合は昨年の24%から若干ながら上昇しています。

「特定のプロジェクトや業務のために派遣・契約社員を採用している」と回答した企業は全体の43%で昨年と同レベルでした。一方「派遣・契約社員を採用したことが一度もない」「例外的にしか採用しない」と回答した企業は前年の33%から31%に僅かに減少しています。

今後1年間で派遣・契約社員の採用の増加を見込んでいる企業は全体の21%(前年20%)でした。

 

この調査結果について、ヘイズのアジア 担当マネージング・ディレクター、クリスティーン・ライトは、次のように述べています。

「派遣・契約社員という雇用形態はアジア全体で徐々に定着しつつあります。海外諸国では派遣・契約社員という雇用形態が長年受け入れられてきました。これまでアジアではこうした雇用形態に慎重でしたが、シンガポール、香港、日本を中心に諸外国のレベルに追いつこうとしています。

現在では、派遣社員の立場にメリットを見出す求職者も増えてきています。様々な企業に接する機会を得る事によって、企業運営の違いを直に経験する事ができるからです。また、多岐にわたる業務内容、システム、業界との接点ができるので、自分のスキルベースを広げるチャンスにも繋がります。さらに、派遣の経験を通して得難い人脈を得たり、柔軟な勤務形態によってワークライフバランスを改善するケースも多く見られます。

一方、企業側にとっての最大のメリットは、長期・短期の両方のニーズに合わせた柔軟な採用アプローチがとれる点にあります。派遣社員は採用プロセスや契約解除が比較的短期間で行えるため、採用枠に柔軟に対応できるのもメリットです。また、特定のプロジェクト経験のある派遣社員を臨時採用したり、正社員の業務サポートのため繁忙期にのみ臨時採用する事も可能です。さらに、人材紹介会社を介して派遣社員を採用すれば、候補者の面接や照会先(レファレンス)のチェックなどを安心して任せられる上に、給与も人材紹介会社経由で支払われるので、社内管理部門の負担を軽減することができます。

4社に1社の割合で派遣・契約社員を定期的に採用しているという調査結果が示している通り、派遣のような臨時スタッフは、単なる(休職中や育児休暇中の社員の)穴埋めではなく、企業の長期的な人材戦略の一環としてみなされるようになってきています。」

「ヘイズアジア給与ガイド2015年版」はヘイズのホームページでご覧いただけます。また、iTunesでiPhone用アプリをダウンロードすることも可能です。

ヘイズ・グループは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /3月12日発表・同社プレスリリースより転載)

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