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「給与計算」の注目ニュース

『マイナビ転職』「職種別・年代別 平均年収レポート」
「職種別モデル年収ランキング」を発表

[2013.11.25]

~ 職種別平均年収は最大で340万円の差。
最もモデル年収が高い職種は『コンサルタント(経営戦略)』の876万円 ~

株式会社マイナビ
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、『マイナビ転職』会員の転職希望者を対象とした「職種別・年代別 平均年収レポート」と、掲載求人情報から集計した「職種別モデル年収ランキング」を発表しました。『マイナビ転職』による年収に関する調査は初めての試みとなります。概要は以下の通りです。


【「職種別・年代別 平均年収レポート」結果の概要】

2008年1~6月と2013年1~6月を比較すると、掲載求人数は約2倍増、平均年収は減少傾向。転職希望者の平均年収には、アベノミクスの影響はまだ表れず
直近5年間の転職希望者の平均年収と、掲載求人数の相関を見ると、2008年9月のリーマンショック以降、平均年収、掲載求人数は共に減少傾向だった。掲載求人数は、リーマンショック後の2009年前半は、前年の半分にまで落ち込んだが、2009年後半から回復傾向になり、2013年前半にはリーマンショック前の約2倍に増加した。一方、転職希望者の平均年収は、2011年1~6月まで下がり続け、その後は回復傾向にあるが、リーマンショック以前の水準までは戻っていないのが現状である。

(1)『マイナビ転職』会員の平均年収と掲載求人数の推移
※「求人数」は、2008年1~6月の月間平均掲載社数を「1」とし、その対比で半年ごとの平均値を算出


■平均年収が最も高い職種と低い職種では、最大で340万円の差
平均年収が最も高かった職種カテゴリーは、金融や不動産・コンサルタントなどの「専門職関連」で457万円、最も低かったのは医療・教育・介護関連の「専門サービス関連」で344万円となり、110万円以上の差があった。全体的に見ると、技術系・事務系・営業系の平均年収が高く、販売サービス・専門サービスに携わる職種カテゴリーが低い傾向が見てとれる。

さらに細かい職種別で見ると、最も平均年収が高い職種は「経営企画・事業企画・エグゼクティブ系」で604万円、次いでIT関連の技術職である「プロジェクトマネージャー」が591万円、同じくIT関連の「コンサルタント・アナリスト・プリセールス系」が551万円、営業系の「海外営業」が507万円となった。一方、平均年収が低い職種は販売サービス関連の「エステ・理美容・リラクゼーション系」が264万円、次いで専門サービス関連の「保育系」が277万円、販売サービス関連の「調理・調理補助」が307万円となった。

最も平均年収が低い職種と高い職種では340万円の差があり、職種ごとに平均年収が大きく異なっている。また、年代別で最も平均年収が高い職種は、20代は「プロジェクトマネージャー」が469万円、30代は「経営企画・事業企画・エグゼクティブ系」が594万円、40代は「研究・開発・特許系(電気・電子・機械)」が750万円となった。

(2)職種カテゴリー別の年収分布(一部抜粋)
専門職関連全職種
専門サービス関連全職種

(3)職種別の年収分布(一部抜粋)
経営企画・事業企画・エグゼクティブ系
エステ・理美容・リラクゼーション系

~ 「職種別・年代別 平均年収レポート」の詳細はこちらで公開しています ~

 マイナビ転職「職種別・年代別 平均年収レポート」概要
○調査内容/マイナビ転職会員の年収データ調査
○調査方法/マイナビ転職スカウトサービスの利用会員データより算出
○調査期間/2007年4月1日 ~ 2013年6月30日
○調査対象/マイナビ転職会員のうち、上記の期間中にスカウトサービスに登録した正社員として就労している20~59歳の会員 約17万人(退会者除く)

 

【「モデル年収ランキング」結果の概要】

転職希望者の平均年収と掲載求人のモデル年収には、一定の差
転職希望者の平均年収と掲載求人のモデル年収では、同じ職種でも一定の差が見受けられる。例えば、医療関連の営業職である「メディカル営業(MR・MS・その他)」は、『マイナビ転職』会員の平均年収は489万円、掲載求人のモデル年収平均では561万円となり、転職で年収が上昇する可能性を示していると言える。

■最もモデル年収が高い職種は、『コンサルタント(経営戦略)』の876万円
『マイナビ転職』に掲載している求人のモデル年収を集計した結果、最も平均年収の高い職種は「コンサルタント(経営戦略)」で876万円、最も平均年収の低い職種は「管理栄養士・栄養士・フードコーディネーター」で335万円だった。その差は541万円となり、職種ごとに掲載求人の年収には大きな差がある。

また、平均年収が高い職種は、金融関連の専門職である「金融商品開発・アクチュアリー」で775万円、不動産関連の専門職である「用地仕入」が771万円、同じく不動産関連の「不動産事業企画」が709万円と続いた。高い専門性が求められる職種が上位を占める結果となった。

その他、事務・企画・経営関連の「知的財産・特許」が698万円、「経営幹部、CEO、CFO等」が694万円、IT関連の技術職では「システムコンサルタント・アナリスト・プリセールス系」が690万円、「プロジェクトマネージャー」が648万円となった。営業関連では「金融営業」が676万円、販売・サービス関連では「FCオーナー・代理店研修生」が611万円、医療・教育などの専門サービス関連では「教師・講師・インストラクター系」が582万円となり、職務領域ごとに平均年収が高い職種がある。

(4)職種別モデル年収ランキング(上位30位)
※掲載求人の想定年収。基本給・各種手当て・インセンティブなどを含めて算出


~ 「職種別モデル年収ランキング」の詳細はこちらで公開しています ~

マイナビ転職「モデル年収ランキング」概要
○調査内容/マイナビ転職 掲載求人のモデル年収データ調査
○調査方法/マイナビ転職 掲載求人のモデル年収データ欄より算出
○調査期間/2007年4月1日 ~ 2013年6月30日
○調査対象/マイナビ転職掲載求人のうち、
        上記の期間中に求人原稿のモデル年収欄を利用した求人情報約7万件
        ※モデル年収とは、基本給に各種手当てを含めた年収実績例です


<マイナビ転職について>
『マイナビ転職』は、正社員の求人を中心に全国各地の豊富な転職・求人情報を紹介する総合転職情報サイト。毎週火・金曜日の更新で常に最新の求人・転職情報を希望の職種や勤務地、業種などの条件から検索することができます。また、職務経歴書や転職希望条件を匿名で登録すると登録者に興味を持った求人企業からスカウトされるサービスや、転職に役立つ業界ごとの職務経歴書サンプル集や転職Q&A、会員登録をすると専門アドバイザーによる履歴書の添削、面接攻略など充実した転職支援サービスを利用することができます。さらに、英語や中国語などの外国語を使うグローバルな仕事やITエンジニア、女性のための転職情報など専門分野の求人情報も豊富に掲載しています。


◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /11月21日発表・同社プレスリリースより転載)

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